ヤギの呪いとバック・トゥ・ザ・フューチャー

広島カープ日本ハムファイターズ日本シリーズが盛り上がっている中、MLBワールドシリーズも明日25日開幕となります。
今年の出場チームは、アメリカンリーグクリーブランド・インディアンスナショナルリーグシカゴ・カブスです。ワールドシリーズにおいては初の顔合わせです。
注目したいのはカブス、71年ぶりのワールドシリーズ進出に伴って、長年ささやかれてきた「ヤギの呪い」が解けたと話題になっています。
「ヤギの呪い」とは、1945年のワールドシリーズの際、山羊を連れて観戦しようとした、あるカブスファンが入場拒否にあい、その際に発した「2度とこのリグレー・フィールドでワールドシリーズがプレーされることはないだろう」という言葉が元になっています。
それから71年、ようやくリーグ優勝を果たし、その呪いを解いたカブスですが、実はこのチームの優勝にはもうひとつ嬉しいような残念なようなことがあるのです。
現在・過去・未来を行き来する大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の第2作(1989年製作)の中で、ある予言めいたセリフがありました。
それは「2015年のワールドシリーズシカゴ・カブスが優勝」という言葉だったのですが、その意味は「未来になっても絶対に実現するわけがないもの」というものでした。
予言された年が1年ずれていることが残念ですが、もしカブスワールドシリーズで優勝したら、アメリカでは本当に奇跡的なことなのでしょうね。